マーケティングとは、どこのどの分野を狙うか市場を細分化し、誰に売るかターゲットを設定し、競合との違いを明らかにするためポジショニングを決めたうえで、「売れる仕組み」をつくること。
その際にポイントとなるのが、4P(Product〈製品・商品〉、Price〈価格〉、Place〈流通〉、Promotion〈宣伝〉の組み合わせ。
「どんな商品をいくらに設定するか」「どこで販売するか」を決め、「どのような宣伝をして売っていくか」ということです。
例えば、スターバックスが缶コーヒーを出すとしたら、スターバックスの味をスターバックスの店舗がないところでも、スターバックスブランドの提供価値である「第3の場所(サードプレイス)」が擬似的にでも味わえるよう、バリスタが監修した缶コーヒー(Product)を、ショートサイズと同じ300円Price)
程度で、自動販売機(Place)限定で、広告はLINEの配信限定(Promotion)にする、というような戦略をとります。
4P戦略では、「誰に対して(WHO)なにを(WHAT)どのように売るか(HOW)」を考えることが重要。
ただし、顧客との関係が近いSNS時代においては、企業発信的な考え方の4P戦略から、4つのE(Experience〈体験〉、Exchange〈交換〉、Everywhere〈あらゆる場所〉、Evangelism〈伝道・伝播〉)の4E戦略にシフトしているそうです。
・Product〈製品・商品〉 → Experience〈体験〉
「モノ」から「コト」の時代になり、経験や体験がより重要
・Price〈価格〉 → Exchange〈交換〉
一方的な値付けではなく「商品と貨幣の交換」という行為そのもの
・Place〈流通〉 → Everywhere〈あらゆる場所〉
リアル店舗だけでなく、ネットなどいつでもスマホさえあれば購入できる場所
・Promotion〈宣伝〉 → Evangelism〈伝道・伝播〉
一方的に広告で伝えるのではなく、口コミやメディアなどで顧客にどう伝わるか
重要なのは「マーケティング戦略の中心にブランドを置くこと」であり、ブランディング活動とは、マーケティング活動、すなわち4P(または4E)を通じて、そして一貫したタッチポイントを通して、お客さんの頭のなかにブランドをつくるということ。
つまり4P(または4E)は、ブランドをお客さんに伝える手段だということです。
また、マーケティングがどちらかといえば短期的な収益に視点を置くのに対し、ブランディングは中期的な収益に視点を置きます。
参考書籍:『ブランディングが9割』
(乙幡満男 著、青春出版社)
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