愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

働く人とマネージャーが留意すべきこと

働く人たちは、情熱についての固定観念

見直し、仕事の場だけでなく、仕事以外でも

情熱を追求できることを思い出そう。

一方、マネジャーは、部下がこのように発想

を転換する後押しをすべきです。

仕事以外で情熱を追求するために、

「ジョブ・クラフティング」の考え方を応用

するのも一つの方法です。

ジョブ・クラフティングとは、自分が大切に

したいことを仕事の活動に反映させるため

に、仕事の課題やパートナーを変更するなど

して、自分の仕事を自分で形づくるという

考え方です。

ジョブ・クラフティングは、仕事以外で

情熱を追求する時間を確保するためにも

実践できます。

たとえば、勤務時間をある程度自由に決め

られれば、朝早く働き始める代わりに早め

に切り上げ、夜は仕事以外の活動に時間を

割けるかもしれない。

仕事以外の活動は、新しいスキルを身に

つけ、新しい人やコミュニティと出会い、

緊張を解く機会にもなりうる。

では、どうすれば、自分にとって最適な

活動を見出せるのか。

まず、自分が何を大切にしたいかを問い、

仕事でそれが可能か考えてみよう。

もし仕事で情熱(やもっと軽い関心)を

追求できなければ、それが仕事以外の

情熱の対象を見つける出発点になりうる。

仕事以外の場では、新しいことを試す

自由があるはず。

実験してみよう。情熱とは強まったり

弱まったりするもの。

ある活動をやめて、別の活動に乗り換え

ることは問題ない。

同じテーマにのめり込んでいる人たちと

接することが有効な場合もある。

その人たちの情熱の引力に引き寄せられ

て、コミュニティ意識を持てるからだ。

仕事以外に情熱の対象を見出すため

には、ボランティア活動に取り組んでも

よいだろう。

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この種の取り組みは、地域コミュニティとの

絆を強化し、ボランティア活動参加者に誇り

を持たせ、エンゲージメントと仕事への献身

を強化することにより、会社にも恩恵をもた

らすとわかっています。

また、研究によれば、社員はこの種の活動を

通じて、自分が大切にしている価値観を表現

できる。

活動の目的に対して抱く情熱が強ければ強い

ほど、その活動を通して本人の得る恩恵が

大きいこともわかっています。

勤め先の会社がボランティア活動を行って

いるか、あるいは地域にボランティア活動

の機会があるか調べてみる。

社員がこうした行動に踏み出すのを助ける

うえで、マネジャーが果たせる役割は大き

いものです。

せっかく社員が新しい趣味を始めたり、

学校などで学んだり、社交活動に参加した

りしたいと思っても、勤務時間が長かった

り不規則だったりする場合や、仕事に

すべてを捧げることが要求される場合は、

それが難しくなります。

そこで、リーダーが積極的に支援する

必要があります。

具体的には、「オフ」の時間を明確に

したり(仕事にじゃまされない時間を

確保できるようにする)、ボランティア

活動や、その他の活動の機会を用意した

りしてもよいし、単にどのようなことに

興味をそそられるのか考えてみるよう促す

だけでも意味があります。

情熱を追求することには、多くのメリット

がある。

しかし、仕事の場でそれができるのは、

一握りの恵まれた人だけです。

多くの人は、大切にしたいことをプライ

ベートで行うよう考えたほうがよい。

もしそれを実践できれば、充実した人生

を送り、仕事にも最良の状態で臨める

だろう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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