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仕事に必要なのは「気力」ではなく「努力」

がんばろうとやる気をもって働いて みても、結果を出せないことだって 当然あるはずです。

 

それが原因で会社から低く評価される こともあるでしょう。

 

そのような現実を前に、「いままで 気にかけてもらった分、私も返して いきたいと思っています」と考えるのも もっともなことです。

 

自分の悪いところと向き合えず、それを 隠そうとして小さい嘘をたくさんついて みても、現状を変えることはできない からです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

まず、何が問題だったのか、どうすれば よかったのかということをしっかりと 知ることです。

 

自分の悪いところと向き合えず、それを 隠そうとして小さい嘘をつくというのは 性格ではありません。

 

性格ではなく、仕事で思うような結果を 出せない時にしてしまう行動パターン でしかありません。

 

それなのに性格だと思ってしまうのは、 変えられない、少なくとも変えることは 難しいと思いたいからです。

次にすべきは、今後、目標を達成する ためにはどうすればいいか、なにが できるかを検討することです。

 

しかしその際、ただ漠然とした目標を 立てるだけではいけません。

 

達成可能な目標を立て、それを達成 できたら次のやや高い目標を立てるべき です。

 

必要なのは「気力」ではなく「努力」です。

 

簡単ではなくても達成可能な目標で あれば、目標を達成するためには努力は 必要ですが、気力は必要ではありません。

 

そして第三は、後輩にどう見られるかを 恐れないこと。

 

現状の自分のことを情けない目で見る 人がいたとしても、それを止めることは 不可能です。

 

そんなふうに見られたくないなら、 努力するしかないわけです。

 

また、思っていることを打ち明けられる 人を見つけることも大切です。

 

自分の弱いところを見せられるという のは大切なことです。

 

完全な人などいないのだから、 同じような悩みを持っている人も多い ことに気づくことになります。

 

参考文献:『成功ではなく、幸福について語ろう』      (岸見一郎著、幻冬舎

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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