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経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

人の話を本当の意味で聞く能力を向上させるには…

スマホをいじるのをやめる これは基本的な礼儀の問題です。

 

誰かに話しかけられたときInstagramを スクロールしていたら、相手に注意を 払っていないというメッセージに なります。

 

コミュニケーションの多くは言外で されているので、相手が言外に表現して いることに十分な注意を払えません。

 

相手もスマホをいじっているなら話は 別ですが、そもそもそんなときは、 相手も会話をしたいとは思っていません。

 

・自分の意見は控える

もちろん、永遠に自分の意見を言っては いけないというわけではありません。

 

でも、何かを話し合っているとき、 自分の意見に固執すると、相手の言って いることが受け止められません。

 

私も個人的には譲りがたい意見があります。

 

でも、相手の意見を本気で理解するには 話を最後まで聞く必要があるので、 途中で自分の意見を言って相手の話を 中断しないことです。

 

「聞き上手になると、もめ事に対処できる ようになり、相手に敬意を示せるように なり、より良いリーダーになれます」。

 

「残念ながら、ほとんどの人はそのことを 思い出せません。なぜなら、もともと そんなことに耳をかしていないからです」

 

聞き上手な人は精神的に安定しているので、 どのような状況でも、情報のインプットに 徹するか、単に相手の話を聞くに とどめるか、フォローアップの質問をするか 合理的に決められます。

 

自分の欲望を優先してしまい、人との やり取りがうまくできなくなったり、 望ましい結果を得られなくなったりする のは良くありません。

 

・行間を読む

言外に言わんとしていることに気づくこと です。

 

たとえば、仕事のことは進んで話しても 個人的なことは話したくない人がいます。

 

デートのときそんなことをされたら赤信号 ですが、ビジネスパートナーを探している ときなら、好ましいことです。

 

それに、もしもあなたが報道記者なら、 相手がどんな話題を避けたがるか気づけば、 そこをしつこく追及することになります。

 

ほとんどの人は尋問することなど無い でしょうが、それでも、相手がどんな話題を 避けようとしているか気づくと、 いろいろなことがわかってきます。

 

ですから、沈黙にも耳を傾けます。

・話の核心をつかむ

事実関係が把握できたら、相手がなぜそれを 話そうと思ったか理解する必要があります。

 

私は、誰かにインタビューして話を聞き出す ときやデート中には、自分の意見を言わずに 相手の話を分析して、確認しています。

 

これにより相手の意図を明確にできますし、 相手に同意するチャンスも得られます。

 

人が話をするときは必ず何らかの理由が あるものです。

 

その理由を見極めます。

 

・諦めずに頑張る

積極的に人の話を聞くことは、鍛錬した スキルであり、そのスキルを使える人と そうでない人がいます。

 

人の話を聞くスキルを習得するコースも あるぐらいですが、必ずしもうまく話せる 人の話を聞くことばかりではありません。

 

退屈な話やとりとめのない話をされる こともあれば、気が散っている人もいます。

 

でも、人によっては有益な情報を持って いることもあるので、それを引き出す方法 を知っていた方が良いと思います。

 

・話を打ち切る潮時を知る

ときには、人の話を聞けなくなることが あります。

 

私の場合は、空腹だったり、疲労して いたり、ストレスを感じているときは 人に注意を払うことができないのですが、 長話をされていると、途中でそういう 状態になることがあります。

 

聞き上手になるには、謙虚さと好奇心が 必要ですが、どちらもごまかしがききません。

 

気分が良くないときや急いでいるときや ストレスが多すぎるときは、会話の途中で どうしても気が散りますし、興味も 持てなくなります。

 

特に難しい会話をしているときはそう なります。

 

また、相手に「そろそろ話をやめるべきかな」 と思わせるのは、人の話を聞くスキルとは また別のスキルですが、こんなふうに 言ってみる。

 

「この話は大切だと思いますが、私が集中 してあなたの話を聞くためには、少し時間が 必要です」

 

それでも相手がこちらの意図を理解しない ときは、まさにその人こそ「人の話を聞く」 訓練を必要とします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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