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社会的影響力の存在はモチベーションも左右する

人は自分ひとりで意思決定できない人 を優柔不断と言います。

 

他人の意見に惑わされず、自分の考え で決断すること。

 

これが、正しく、強い意思決定と 思われています。

 

書名の「インビジブル・インフルエンス」 (見えざる影響力)は、 「社会的影響力」を指しています。

 

人は無意識のうちに、他人からの 影響力を嫌というほど受けています。

しかも、その影響力の存在にほとんど の場合気がつかず、「自分で決めた」 と思い込んでいます。

 

他人の意見に影響されることで、 意思決定が似ることがあります。

 

たとえば、人は見たことのある回数が 多いほど、その人が好きになるという 現象です。

 

他者からの影響は、意思決定の同質化 とは逆に、異質性も生み出します。

 

「みんな着ているから」という理由で、 その服が選ばれないこと。

 

あるミュージシャンをデビュー当時 から応援している人は、 そのミュージシャンに人気が出ると 「昔の方がよかった」という反応を 示すことなど…。

 

これらは、「自分らしさ」をアピール したい欲求から生まれるものだが、 その前提に社会的影響力の存在が 欠かせません。

 

このように同質化も差別化も生むのが 社会的影響力の正体です。

 

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企業経営は、消費者のみならず、 従業員、そして経営者自身を含めた 「人」のメカニズムを知ることです。

 

社会的影響力が、周囲に影響されて モチベーションが上がるのも社会的 影響力であり、その逆も然り。

 

競争を煽ることが業績を上げること にもなれば、その逆になる現象も あります。

 

人に見られていることが集中力の アップにつながることもあれば、 ストレスになることもあります。

 

人は他人の意思決定と類似しやすい 生き物であり、また、他人との 異質性をもとめた意思決定をしやすい 生き物です。

 

「私たちは、他人と完全に同じもの になるのも、完全に違ってしまう のも嫌なのだ」という本書の一節が、 人のわがままで、ままならない 複雑さを物語っています。

 

社会的影響力は「見えない」ために その存在を認識することが難しい。

 

だからと言って、そのバイアスを 避けることを提唱するものでもなく、 社会的影響力を言い訳にするもの でもありません。

 

その存在を認めつつ、 「いかに味方につけるか」を説いて いるのだと思います。

 

人が環境に影響される生き物である 以上、環境によって我々の行動は 制約を受けてしまいます。

しかし、社会的な環境に変化を起こす ことで、みずからの環境を変えること ができます。

 

人がモチベーションを持てる職場に するのも、やる気を持てない環境に するのも、そこで働く人による 働きかけで変わるものです。

 

人がいかに弱いかを認識しつつ、 その弱さを社会的影響力を味方に することで、行動を変えられると 思います。

 

 

参考文献:インビジブル・インフルエンス 決断させる力 ジョーナ・バーガー (著) 東洋館出版社

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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