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・生きている限り不安はなくならない。
・行動を起こして、可能性がマイナスになることはない。
・不安でもとりあえず行動することが大切。
不安感情が強い人は、何とか不安を取り除こうとしたり、不安に打ち勝つ強い心を保とうとしたりするものです。
しかし、生きている限り不安がゼロになることはないはずです。
まずは、そのことを意識しておく必要があります。
ところで森田正馬は、平常心を「純な心」と表現しているのだそうです。
それは、「どのみち不安はつきまとうのだ」と気づき、不安があるままに生きるという考え方です。
そして、不安なままであっても、大切なのはとにかく行動してみること。
たとえば、好きな異性を目の前にして、声をかけられない人がいます。振られたらどうしようと、不安のあまり身動きが取れない状態です。
でも、声をかけない状態は、ふられているのとまったく同じ。
異性に告白して、仮に振られたとしても、そこではじめてあきらめればいいのです。
少なくとも好意を持っていることを伝えられたのですから、これは悪いことではありません。
もしかしたら何年後かに急接近する可能性が生まれたともいえるのです。
ここでは恋愛を例に挙げていますが、同じことは仕事に関してもいえそうです。行動を起こして可能性が増えることはあっても、マイナスになることはないわけです。
参考書籍:『不安に負けない気持ちの整理術ハンディ版』
(和⽥秀樹 著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
#社会心理学 #メンタルヘルス #ライフスタイル
#生き方 #行動 #平常心 #セルフコントロール
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