相手が理不尽なことを言っていると思えたら…
相手が怒っているとき、「どう考えても自分
は悪くない」「悪いのは怒っている相手の
ほうだ」という思いを抱きたくなります。
しかし、いくらそれを論理的に伝えたところ
で、相手の怒りが収まるとは限りません。
「自分は悪くない」という思いは、相手の
主張への反発心を生み、共感モードで聞く
ことを難しくしてしまうことになるからz
です。
そんなときは、「うなずき」「相づち」
「繰り返し」を使った会話に戻し、相手に
反応するようにします。
もちろん、「そんなに大事なことなら、早く
言ってくれよ」と感じても無理は
ありません。
しかし、そんな言い訳をしたところで相手の
怒りは治らないのです。
それどころか、状況が余計ひどくなる可能性
もあります。
相手は、理路整然と説明されたら納得すると
いうわけではないからです。
また、自分に非があろうがなかろうが関係
ありません。
とにかく相手は、間に合わなかったこと、
ただその一点に感情的になっているから
です。
だとすれば、納得できなかったとしても、
それを受け入れることが大切です。
参考図書:『1分で信頼を引き寄せる
「魔法の聞き方」』
(渡辺直樹著、朝日新聞出版)
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