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経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

仕組み化こそマネージメントの仕事

「期待通りのアウトプット」「結果を
出すコミュニケーション」を行うため
には、仕事の期待値・プロセスを明確
に伝える必要があるのですが、
そもそもこれを怠っている・もしくは
不十分であることが挙げられます。

 

日本人同士では多くの場合、
阿吽の呼吸というハイコンテクストの
中で仕事をしています。

 

グローバルで同じような仕事の仕方を
していては、何をどのように、そして
いつまでにどのようなクオリティで
仕上げればよいのか伝わりません。

 

その結果、アウトプットの仕上がりが
人によって変動することに
つながります。

 

そしてこのように仕事がうまく
進まないことが重なると、理由も
なしに「異文化コミュニケーションの
問題だ」という結論にしてしまうこと
が多いようです。

 

ハイコンテクストの環境下で仕事を
している日本人が、ダイバシティの
高いグローバルで事業を進める上で
最も重要なのは、
「どのようにすれば、どのレベルの
仕事ができるのか」を明確にかつ
わかりやすく示すことです。


 

これは「仕組み化」するということ
でもあります。

 

ここでいう「仕組み化」とは、
「スーパープレーヤーでなくごく
普通の人でも、一定以上の活躍が
できるようにすること」を指します。


 

仕組み化によって、誰もが
ある一定以上の結果を出せるような
プロセス・環境を整えることが
できれば、異文化の中であっても、
期待値を明確に伝えられ、またその
期待値のアウトプットを出す方法も
わかりやすく伝えられます。


 

さらに、仕組み化できていれば
アウトプットの質もある一定
レベルを担保することができます。


 

逆にアウトプットが一定しない
場合、それは真の意味で仕組化
できていないということになります。

 

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仕組み化とは、それほどまでに明確に
・わかりやすく業務プロセスを
示していることであり、
特に業務の中の「must to do」の
部分を標準化する
ことです。

 

したがって仕組化する際にまず必要と
なるのはmust to doの見極めです。

 

「期待通りのアウトプットが上がって
こない」のは、期待の示し方が不十分
であると同時に、期待通りのアウト
プットが上がってくるように仕組み化
をしていないからとも言えます。

 

本人の努力だけに頼るやり方は
マネジメントではないことを意識
したいところです。

 

何をコミュニケーションするかであり、
顧客への価値提供に関わる重要な
コミュニケーションをしっかり
しているかどうかです。


 

そしてこれは仕組み化するプロセス
の中の「must to doの見極めが
できているか」に関係しています。

 

それができていれば、
コミュニケーションすべき内容が
特定されるので、よりスムースに
なります。

 

仕組化する能力は、全てのリーダーに
必要な力です。

 

社員の努力だけに頼らず、誰もが一定
以上の結果を出せる仕組みを考え、
作り上げることこそ、
マネジメントの重要な役割の1つです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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