愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

コミュニティーで完成物でなくプロセスを売る…。

『良いものをつくれば売れる
(読まれる)』という時代が終わり、
読者・ユーザーに
『どう届けるか』という
“コミュニケーションを編集する力”
が問われるようになりました。

このなかでまず気になるのは、
「読者・ユーザー」という言葉です。

これがまさに延々と語られてきた
紙とWebの違いだと思います。

紙媒体の場合は基本的に対象が読者
だったのに対し、Web(無料かつ
アンバンドル)では純粋な読者も
いれば数え切れないほどのユーザー
もいます。

コンテンツをどんどん消費して
くれる人がいれば、大量のPVを
獲得し広告による収益化を行うこと
が普通だと思います。

その一方で、純粋な読者や熱烈な
ファンがいるのであれば、
無料コンテンツに触れるだけで
なく、もっと深い部分でつながり
コミュニケーションを交わすことで、
そこを収益化のポイントにできそう
です。

つまり、濃いファンには濃い場所で
濃いコンテンツやそこから生まれる
コミュニケーションを提供すること
で、コンテンツの金額を引き上げる
ことが可能になるのかもしれません。

投稿者とファンが1対1の関係で
つながることができれば、コンテンツ
の価格を上げることができる可能性
があります。

 

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コミュニティをつくり、コンテンツに
よってコミュニケーションを活性化
させることで、一段とコミュニティの
熱量が高まる。

体験価値をサービスとして提供する
編集力が必要であると考えます。

個人的にコミュニティというのは、
コンテンツ業界によくあるアウトプット
重視を解消してくれるのではないかと
期待しています。

つまり、完成されたアウトプットを
商品として売っていますが、
「プロセスを売る」ことへの転換が
求められるということです。

紙媒体では、いったんブランド
づくりに成功すれば、コアなファンが
生まれ購読に結びついていたが、
これからは完成されたプロダクトを
受け取る前後のコミュニケーションの
重要性が増していくと思われます。

インターネットやWebサービス
最適化・効率化・省略の文化を浸透
させ、暮らしを便利にしてきましたが、
コンテンツに関しては豊かな状態を
なかなか生み出せていないかも
しれません。

これからはもっと手間暇かけたり、
泥臭い地道なコンテンツづくりが
求められ、その受け皿として
コミュニティの必要性が生まれていく
ような気がします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※経済的・時間的・空間的自由を
得て、権利収入を確保する。

これ以上の素晴らしい
ビジネスモデルは
今後、しばらくは出てきません。

一度その内容をご覧ください!

 

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