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経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「努力」をどう解釈するか

「努力は報われる」という言い方が あります。

世の中には「もうベストを尽くした」 と努力を簡単にやめてしまう人も いますが、そこで「まだまだ努力が 足りない」と踏んばった人こそが 「努力は報われる」を実感できると いうことです。

一方、マスクは経営者としての立場 から、こう問いかけているのだとか。

「いかなる会社においても、 『努力がいい商品やいいサービスと いう形で結果に表れているか』を常に 考えなければいけません」

企業ではみんなが懸命に働いて いますが、結果が伴わないことも しばしばです。

では、結果が出ないときはどうすべき なのでしょうか?

この問いに対して、マスクは 「結果が出ていなければ、その努力を 早める必要があります」と言い切って います。

ただし、失敗のなかに「成功の見込み」 があれば、「成功するまで決して あきらめない」のもマスクの大きな特徴 です。

マスクの経営者としての特徴のひとつは、 「危機を何度も経験し、いつも乗り越えて きた」点です。

2008年にスペースXが「4度目の正直」で ロケットの打ち上げに成功したことに よって、スペースXもテスラモーターズも、 そして彼自身も危機を回避できました。

しかし、もし失敗していれば、すべてを 失ってしまうほどの危機だったわけです。

マスクについて、ある人が「どんなに 厳しい状況でも生き残ってきた。 働き続け、集中し続けた」と評していた そうです。

すさまじいプレッシャーにさらされると、 たいていの人は判断ミスをしたり、 あきらめてしまいます。

しかし彼は、努力し続けてました。

こう言い切れるところに、マスクの 桁外れの強さがあるということ。

では、仮に大きな借金も絶望もなかった としたらどうなるのでしょうか?

この問いに答えるかのように、 彼は卒業式スピーチで「いまこそリスクを 負うときだ。大胆にやりましょう」と 卒業生に語りかけているのだといいます。

マスクにとって、絶望や借金は強い モチベーションになるわけです。

そして逆になにもなければ、やはり そこでも、リスクをとって大胆に挑戦 する時期になるという考え方です。

参考図書:『イーロン・マスクの言葉』      (桑原晃弥著、きずな出版)

お読みいただきありがとうございました。

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