愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

相対的に「直感」が重要な時代

論理と直感をバランスよく使いこなすため

には、重要なポイントがあります。


それは、どのような局面において、直感と

論理のどちらを意思決定に用いるべきかと

いう意思決定、すなわち「メタ意思決定」。


これを間違えてしまうと、論理思考で有効な

答えが出せる局面で、直感を用いて的外れな

回答を出してしまったり、創造的な解が

求められているのに論理を用いて陳腐な回答

を出してしまうということです。


そして、そういう意味において有力なのが
ニュータイプ


なぜならオールドタイプがかたくなに論理的

あろうとするのに対し、ニュータイプ

状況に応じて論理と直感をしなやかに使い

分けるからです。


だとすれば気になるのは「論理」と「直感」を
使い分ける際の判断の立脚点ですが、その

ことについては2つの着眼点が提示されて

います。


1つ目は、先述した「役に立つ」と「意味が

ある」というフレーム。


「役に立つ」という方面でパフォーマンスを

高めたいなら、主軸となるのは「論理」。


一方、「意味がある」方向でパフォーマンス

高めたいのであれば、センスに代表され

る「直感」が決め手になるということです。


2つ目は、「希少なものと過剰なもの」という

対比。


「希少なもの」の価値は高まり、「過剰なもの」

価値は減るため、「論理」と「直感」を比較

してみた場合、双方が生み出すものが「過剰

なもの」なのか「希少なもの」なのかを考える

ことが必要になるわけです。

 

f:id:hiro3729cd:20200903174525j:plain

 

「過剰なもの」が「論理と理性」によって生み

出されているのに対し、「希少なもの」は

「直感と完成」によって生み出されていること

がわかります。


つまり現在の世界において「希少なもの」を

生み出したいのであれば、「直感と完成」を

駆動せざるを得ないということ。


かつて、ここに「過剰なもの」として挙げら

れている項目は「希少なもの」でしたが、

今日ではその関係が逆転し、かつて希少

だったものはことごとく過剰になりつつ

あるといえます。


だとすれば、依然として論理だけに主軸を

置いて意思決定をはかろうとするオールド

タイプの思考様式を続けていたのでは、

すでに過剰になっているものを生み出す

ことになり、必然的に人材と組織の

コモディティ化を招くことになります。



参考図書:『ニュータイプの時代 新時代を

生き抜く24の思考・行動様式』
(山口 周 著、ダイヤモンド社



最後までお読みいただきありがとう

ございました。

 

 

この度、業務改善コンサルサービスの
LINE公式アカウントを立ち上げました。

『利益率前年比30%アップを実現する

には…』 
トップメーカーの業務改善ノウハウを
お教えします。

まずは、下記のURLから

LINE公式アカウントに登録してください。

 

lin.ee

 

生産性向上・コスト削減でお困り、

お悩みの中小企業経営者の方、

下記をご覧ください。

 

peraichi.com