目的と手段を徹底させる
「顧客への訪問回数を増やしたものの、 受注が一向に増えない」
「30ページもの提案書をつくったのに、 上司が読んでくれなかった」など、 よかれと思ってとった行動が成果に つながらなかったということはよく あります。
しかし、それは目的と手段が明確に なっていないからだと思います。
・目的…最終的に達成したいこと、 やりたいこと → なんのために？
・手段…目的を達成するための方法 → どのように？
仕事には必ず「そもそも、この仕事は なんのためにやるのか」という目的が あります。
そして、そもそもの目的を理解して いないと、行動がブレてしまうもの でもあります。
問題は、このときに本来の目的が意識 から消えてしまっている。
そのため、成果がいつまでたっても 出ないという状態に陥り、ずっと 「忙しく」なってしまう。
一方、仕事が早い上に成果を出して いる人は、目的と手段を常に正しく 見据えて行動しています。
目的をしっかり理解できているから こそ、「訪問回数を増やしても成果が 出なかったなら、セミナーを企画 したらどうか」など、本来の目的を 達成するためにどうするかという 視点で考える。
そのため、成果に結びつきやすい わけです。
目的を常に見失わないために必要 なのは、毎朝「To Doリスト」を知る ことです。
「この仕事の目的はなにか？」 「手段はなにか？」を書き出した行動 項目の横に、目的と手段をメモして おきます。
毎朝、意識して確認することで、 目的と手段のはき違えを未然に予防 できます。
参考文献：『1分で仕事を片づける技術』 （鈴木進介著、あさ出版）
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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