愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

非効率な「好き」こそが次の産業

自分にしかできないことであると 同時に、相手にとって「有ることが 難しいこと」を見つけるには どうしたらいいのでしょうか?

 

この点を解き明かすにあたり、 「嗜好性」に着目します。

 

人工知能にも代替不可能なもの… それは「嗜好性」です。

 

簡単に言えば、「私は誰になんと 言われても、これが好きだ」という 偏愛です。

 

人が頭で考えて、答えを出せる ようなものは、人工知能のほうが より優れた答えを早く出せるように なります。

 

一方で、人の嗜好性は、非常に 非効率なものです。

 

なぜなら人の嗜好とは、無駄なものに よって塗り固められたものだからです。

 

たとえば、人の嗜好性の最たるもので あるがゆえに無駄な要素も多いのが ファッションです。

 

効率だけを考えるならファスト ファッションだけでこと足りる けれども、そこに人の嗜好性が加わる から、誰ともかぶらないデザイン、 ひねりの利いたデザインが求められます。

そう考えると、日本には嗜好性、偏愛に よって生み出されてきたコンテンツ、 サービスが数多く存在することが わかります。

 

非効率で無駄なものを、世界に発信して きた国だということ。

 

任天堂ソニーのゲーム、 スタジオジブリのアニメ映画、 ドワンゴニコニコ動画、カラオケなど は、すべて1人の人間が自らの偏愛を 追求して生まれたエンターテインメント だということです。

 

同じように、これからも重視されるのは 「他人から見れば非効率かもしれない けれど、私はどうしてもこれをやりたい」 という、偏愛ともいえる嗜好性です。

 

それらを個人がどれだけ大事に育て、 それをビジネスに変えていけるかが 資本になっていくということです。

 

もちろんそれば、ゲームやアニメ会社 などのエンターテインメント企業で 働くことだけが正解だという意味では ありません。

 

しかし、どんな業種でも「偏愛」を 突き詰めていくことが、生き残りを かけた分かれ目になる。

 

そして「偏愛」を突き詰めることは、 まさに「乾けない今の30代世代」の 得意分野になります。

 

参考文献:『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』 (尾原和啓著、幻冬舎

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

このコラムの内容・考え方に興味のある方、 ビジネスコミュニティ活動に参加して みたい方は下記URLまで、アクセスしてください。

nav.cx

新しい時代のインターネットを活用した ネットワークビジネスのノウハウを習得
出来れば、ライフシフトしながら時間的・ 経済的自由を 自分のものにしてストック ビジネスを 展開出来ます。

ads-asp.com

パラレルワーク・ライフワークで 人生100年時代の生きがいを見つめ直す…。 ビシネスパートナー募集中です。

興味のある方、下記の要項をご覧ください。

peraichi.com