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会社の想像力を育む方法:(4)アイデアを共有する仕組みをつくる

会社でも、現在の厳しい状況の中で誰かが必要に迫られて、新しいやり方を試みている可能性が高い。

 

想像力豊かな企業は、そのような社内のイノベーションの芽を拾い上げ、ルール化し、全社に広げていく。

 

想像力は、個人単位でのみ発揮されるわけではありません。

 

新しいアイデアは、多くの人の頭脳の間でやり取りされることにより進化し、拡散していく。

 

企業は、そのような「集団的想像力」をはぐくまなくてはならない。

 

その成否を左右するのは、未完成のアイデアを共有しやすくできるかどうかです。

 

社内の人々が堅苦しくない環境で、肩書や報告、許可、予算などを気にせずにアイデアを話し合える場をつくるべきです。

 

裏を返せば、コミュニケーションが断絶した縦割りの組織をつくり、「賢明なアイデア」と認められない提案をすることへの恐怖心を高めれば、人々の想像力をそぎ、アイデアの拡散を妨げてしまいます。

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「現実的でない」「常識に反する」といった理由で、いくつものアイデアが検討されることすらなく却下されています

 

問題は、まったく利点のないアイデアと、馴染みがなかったり、直感や常識に反していたり、未完成だったりするけれど、価値のあるアイデアを見分ける
のが難しいことです。

 

そうである以上、問題に対する手軽な解決策がない状況では、新しいアイデアの供給源を狭めるよりも広げなくてはならない。

 

あらゆる企業は、最初は新興企業として出発しました。

 

ところが、成功を収めた企業は、安定的で収益性の高いビジネスの方法論に磨きをかけていて、創業時のアイデアをどのようにして得たかを、すっかり忘れています。

 

そのアイデアは、雑然としたプロセスを通じて、想像力を発揮することによって得られたはず。

 

いまは、前例のある方法論だけを実践していればよい時期ではない。

 

過去に前例がない大激変に見舞われている今日、必要とされているのは起業家精神と創造性です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。 

#集団的想像力 #起業家精神 #創造性 #アイデア #ビジネススタイル #イノベーション   

 

 

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