激しい重圧がのしかかる状況下で想像力を維持するのは、容易ではありません。
しかし、それができる企業は大きな恩恵を手にできます。
景気後退期でも、14%の企業は、新しい成長領域に投資することで業績を伸ばし、ライバルを上回る成果を上げています。
想像力を持っていれば、単に新しい環境に「適応」するだけでなく、新しい環境を「形づくる」ことにより成功を手にできます。
これを実践するためには、いくつもの時間軸ごとに異なる思考法を使い分けて、戦略を考えなくてはなりません。
現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機の場合で言えば、次のようなプロセスをたどることになると考えます。
・最初は、問題に素早く対処し、自分たちを守ることを最優先に考える。
・次に、これから予想される景気後退を生き抜くための計画を立て、それを実行に移すことに関心を移す。
・景気後退の打撃がやわらいできたら、いわば再浮上に意識を向ける。
需要回復を追い風にするために、商品ラインアップや流通チャネルを見直す。
・やがて、状況が流動性を増すようになると、想像力に富んだ企業は、刷新に主たる関心を抱くようになる。より独創的な戦略を打ち立てて、逆境をチャンスに 変えようとする。
戦略へのアプローチとしてはまず、再生と適応を目指す戦略から出発し、古典的な計画主導の戦略を経て、未来を見通して環境を変える戦略に転換していく。
この最終段階に移行するために不可欠なのが、想像力です。
最近、250社を超す多国籍企業を対象に、新型コロナウイルス感染症対策でどのような措置を講じているかを調べてみると、大半の企業は幅広い対応策を実施していたが、新しい戦略を打ち出す機会を見出し、新たな環境を形づくる段階に進んでいる企業は、まだ一部にとどまっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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