愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

ライフシフト:ポートフォリオワーカーになろう2

新たに出現する人生のステージに
ついて論じると…。

 

エクスプローラー、
インディペンデント・プロデューサー、
ポートフォリオ・ワーカーという
三つのステージになります。

 

これらの新しいステージは、
既存の行動パターンを壊し、
変身資産を増強する機会になる
可能性をもっています。

   
人生には、一種類の活動に専念する
時期があります。

 

高給を受け取れる企業の職に
就いたり、自分のビジネスを
立ち上げたり、エクスプローラーと
してさまざまな可能性を探索したり、
フルタイムの学生に戻ったりする
時期がそれにあたります。

 

しかし、さまざまな活動に同時並行で
取り組みたい時期もあります。

 

そのように、異なる種類の活動を
同時におこなうのがポートフォリオ
ワーカーのステージです。

 

ほかの新しいステージと同様、
これも特定の年齢層には限定されません。

 

ポートフォリオ型の人生は、
ときに目を見張るほどの刺激を
もたらします。

 

長く生きていると、どうしても過去の
繰り返しになり、退屈を感じかね

ません。

 

そこで、多様な活動に携われる
ポートフォリオ・ワーカーの
ステージがいっそう魅力的に見えて
きます。

 

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しかし、夢見るのは簡単だが、
実際にこのステージへ移行するのは
難しいことです。

 

ポートフォリオ・ワーカーへの移行を
成し遂げるためには、必要に応じて
いわばギアを入れ替えることができ、
履歴書に記入できる役職を増やすこと
より、仕事の能力をはぐくむことを
目指して生きる必要があります。

 

フルタイムで雇用されて働いていた
人がポートフォリオ・ワーカーに
移行しようと思えば、頭の働かせ方と
仕事の仕方を状況ごとに柔軟に
切り替える能力をもたなくては
なりません。

 

問題は、旧来型の第二ステージを
生きてきただけでは、そうした柔軟性
が身につくとは限りません。

 

ポートフォリオ・ワーカーへの移行に
成功する人は、早い段階で準備に
取りかかり、フルタイムの職に就いて
いるうちに、小規模なプロジェクトを
通じて実験を始めます。

 

興味をもてそうなプロジェクトを
試しに実行し、自分がなりたい
ポートフォリオ・ワーカーの
ロールモデルを見つけ、社内中心の
人的ネットワークを社外の多様な
ネットワークに変えていく。

 

この過程で変身資産をはぐくむことが
重要です。

 

人的ネットワークを広げ、さまざまな
分野の人たちと関わり、業種を
移っても活用できて評価されやすい
スキルと評判を身につけなくては
なりません。

 

広い領域でアピールできるスキルと
業績を築くことは、
ポートフォリオ・ワーカーの
ステージへの準備として不可欠です。

 

「ワーク・シフト ─ 孤独と貧困から
自由になる働き方の未来図」
(リンダグラットン著)より

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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