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『何ができるか』より『何をすべきか』

どんな大企業も、生まれたときは スタートアップでした。

 

ヒト・モノ・カネはいずれも十分では なく、けれども、まだ世にない新しい 製品・サービスを提供しようという 野心と、それを実現するための スピード感に溢れていました。

 

だが、より大きなインパクトを 生み出すために成長を目指し、 その手段として組織の拡大を続けた 結果、部下を文字通り管理するだけの 中間管理職に支配された、安定志向の 集団が誕生する。

 

このジレンマは、近年のスタートアップ でも起きている現象です。

 

既存の大企業がベンチャー体質に生まれ 変わる方法を示すとともに、 スタートアップが成長する過程で “大企業化”することなく、変革を 起こし続ける組織として成長する方法と して「スタートアップ・ウェイ」を提示 します。

 

その原則として、(1)継続的イノベー ション、(2)スタートアップを仕事の 原子単位とする、(3)欠けている機能、 (4)再創業、(5)継続的変容、という 5つがあげられます。

リーン生産の大きな特徴として、 PDCAのサイクルを超高速で回すことが あります。

 

具体的には、実用最小限の製品(MVP) を作成し、顧客の反応を見ながら アップデートを繰り返す。

 

これはまさに、いまも昔もスタートアップ が行なっている事業の進め方です。

 

ただし、特に伝統的企業の場合、リスク 回避の傾向が根強くなるため、それを 実行するうえでのハードルも少なくあり ません。

 

だが、それは乗り越えなければならない 課題でもあります。

 

また実際には、そこに課題が存在すると 思い込んでいるだけで、杞憂に終わる 場合もあります。

 

スタートアップ・ウェイの発想の中心は、 いかなるときも顧客です。

 

上司の顔色を必要以上にうかがって、 波風を立てずに「何ができるか」を 考えるのではなく、顧客満足を最大化 するために「何をすべきか」を問い続ける。

 

そこには、あらゆるスタートアップが 実行しており、現在の大企業もかつては そうやっていたはずの、ビジネスの基本を 徹底する重要性が示されているはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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