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相手の聞いてほしい話を引き出すコツ

人には、「他者から承認されたい」と いう「承認欲求」があるもの (マズローの欲求階層説)。

承認欲求が満たされると、心が癒され たり、自信がついたりするため、 承認してくれた相手に対して親近感 や安心感を抱くわけです。

自分の話したいことを自然と話して もらえるようになる「YESの法則」が あります。

Y(You)、E(Excellent)、S(Space) の頭文字をとったものです。

この法則を使うことによって、相手が 聞いてほしい話を自然と引き出す ことができます。

Y(You)とは、「相手に意識を向ける」 こと。

しっかり意識を向け、さらに「好奇心」を 向けることで、相手は「話を聞いて くれているな」と感じることができ、 承認欲求が満たされるわけです。

まず最初にすべきは、相手が話したい ことを話しやすくするために、 「好奇心を示す質問」をすること。

この質問には「浅い」「中くらい」「深い」 と3つのレベルがあり、相手との 心理的距離を近づけていくために、 「浅いレベル」の質問から始めます。

そこからスタートし、関係性が 深まっていくに従って、「中レベル」 「深いレベル」の質問へと移行して いけば、相手がより話したい話題を 引き出せるようになります。

E(Excellent:素晴らしい)は、 相手の存在そのものをありのまま 受け入れるという「聞く姿勢」を 表したものです。

最後のS(Space:間合い、場)とは、 気持ちよく話せる場づくりの意。

たとえば相手が興奮気味に「本当に すごかったのよ!」と話したとすれば、 「おお、そうだったんですか!」と いうように、自分も同じような感情 で応えるということ。

間合いを外さず、相手の感情の動きに 合わせて呼応することが大きな意味を 持つわけです。

それは、一緒に会話のダンスを しながら呼吸を合わせるような感覚です。

また、相手の話を途中で遮らない ことも大切。話を聞き終わらずに遮って しまうと、相手は多少なりとも 「拒否された」と感じてしまうものです。

もし途中で遮るなら、「途中で割り込んで すみませんが、ひとことお伝えしても よいですか?」というように「許可を 促す言葉」を入れるべきです。

なぜなら、相手から許可を取ることに よって、相手に嫌な感情を与えること なく、話が続けられる場をつくること ができるからです。

つまりは相手との「間合い」や 「場の流れ」に意識を向けながら、 相手の感情の動きに反応していく。

そうすると共感が起こり、お互いの 距離が縮まるということです。

先にも触れたとおり、人には承認され たいという本質的な欲求があるもの。

そして「承認された」と感じてもらうには、 相手が聞いてほしいと思っている話を しっかり聞いてあげることが大切。

そこで相手に意識を向け(Y)、 相手のありのままを受け入れ(E)、 感情の動きに合わせて反応してあげる(S)。

この「YESの法則」を意識して話を聞けば、 相手との距離がぐっと近くなります。

参考図書:『「聞く力」こそが最強の武器である』      (國武大紀著、フォレスト出版

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