Googleの検索に予測されない人生とは?
グーグルで何かを検索しようと文字を 入力しかければ、予測変換機能が働き、 見事自分が連想しそうな言葉を予測 されるという経験のある方が多いと 思います。
「弱いつながり」は、こうした 予測変換の機能について疑問を呈する 考え方があります。
グーグル検索のカスタマイズは、 すでにかなり進化しています。
自分が何か調べ物をする時、前もって 予測検索をしてくれる。 自由に検索をしているつもりでも、 実はグーグルが取捨選択した枠組み の中に取り込まれ、ネットを触って いるかぎり、他者の規定 した世界でしかものを考えられなく なっているのだと感じます。 ついつい便利だと思いがちの予測 変換機能ですが、自分が考え付き そうなことをいつも予測されて しまっているとなれば、同時に それは予測出来てしまう程の狭い 枠組みの中でしか物事を考えていない ということを指しているのかも しれません。
特定の枠組みからはみ出すような 世界を切り開くには、環境を変える =移動する しかないと思います。
「環境を変え、考えること、思いつく こと、欲望することそのものが 変わる可能性に賭けること。 自分が置かれた環境を、自分の 意志で壊し、変えていくこと。 グーグルが与えた検索ワードを 意図的に裏切ること。」
いつも自分が身を置いている環境から 数日間離れてみることで、その コミュニティの中に居ては、 思い付きもしなかった、思わず 検索したくなるような多くの言葉に 出会うという経験に興味を抱きます。 自身の考え方や人生に新たな刺激を 与えたいのならば、グーグルが予測 出来ないような言葉を検索出来る ように試みてみるのも良いかも しれません。