自分も相手も疲れない気持ちの伝え方
素直でなければ、人間関係はうまく いかないものです。
では、素直とはどのような気持ちや 状態なのでしょうか?
たとえば、あなたから見てまだ知識・ 技術とも未熟な後輩がいるとします。
彼に仕事を依頼しましたが、案の定 あなたが期待をした結果が出ません でした。
彼は同じような内容の仕事を、 いままでに幾度か経験しているはず です。
イライラしたあなたは、「何度やったら できるようになるんだ! やる気は あるのか!」と思わず叫んでしまいます。
後輩は黙ってうつむいたままです。 あなたに叱られたことにショックを 受けているのか、反省しているのか、 受け流しているだけなのか、固まった まま動きません。
そのあとは何とも言えない空気が職場に 漂い、他のメンバーとあなた自身の間に 後味の悪い思いが残ってしまいました。
さて、このときのあなたの素直な 気持ちは何だったのでしょう。
①自分の思うように仕事ができない 後輩がムカツク
②成果を上げないと、自分の評価が 下がるかもしれないという不安
③くり返し指導をする時間的・精神的 余裕がない焦り
④他のメンバーに迷惑がかかるかも しれないという心配
⑤いいチームワークで高い成果を出せる 職場にするという、理想に近づかない ことに対する焦り
①は、感情を後輩にぶつけ、攻撃する ことによって憂さ晴らしをしている ようなものです。
②は、自分に対する保身。この状態に あるとき、「がんばろう」と協力して くれる人はまずいないということに なります。
もしも①②の気持ちが腹の底にある のだとしたら、すぐに正すべきです。
いくら素直な気持ちだからといっても、 ①②のような思いをそのまま伝えた ところで、相手との関係が良好になる はずがないからです。
参考図書:『こころをリセットする5つの ルール 「イヤな気持ち」を今すぐ消す方法』 (林 恭弘著、総合法令出版)
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