愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

ヨーダは、『今、この瞬間』の大切さを説いた

あれもしたい、これもしたい、あれを
やらなければ、これもしなければ……
など、いろいろなことを抱えていると、
それぞれが気になってしまい、
結局、そのいずれにも集中できません。

「この男の目は今ではなく未来ばかり
を見ておる」というヨーダのセリフ
どおり、ルークは未来のことばかりに
気を取られている。

未来ばかり見ているルークにジェダイ
になる資格がないと諭すヨーダは、
「今」の大切さを教えようとしている
のでしょう。

「フォースと共にあれ
(May The Force Be With You)」

いう有名なセリフがあります。

そしてこの言葉はジェダイや同盟軍の
合言葉のように、幾度となく登場します。

「フォース」は、他者の心を読み取った
り、操ったり、また敵の攻撃をかわし
たり、直接に触れることなくものを
動かしたりしています。

そして「フォース」は、修行を積んだ
ものだけが操れるものとして描かれて
います

普通の人では成し得ないようなことも
ヨーダの手にかかると、いとも簡単に
実現する。

これはヨーダがおよそ9世紀にもわたる
生涯、フォースの導き手として自らも
修行してきた結果でしょう。

 

f:id:hiro3729cd:20190615180108j:plain

 

この力が備わっていれば、人間の諸悪の
根源や苦しみとされる「三毒
(「貪り」「怒り」「愚かさ」)に
とらわれないでいられる。

しかし、この三毒にとらわれてしまうと
苦しみ、もがく。

若き日のルークは、まさに三毒
とらわれ、そしてこの三毒の象徴が
ダース・ベイダーといえるのかも
しれません。

ルークがオビ=ワンと出会い、ヨーダ
もとで修行をし、ダース・ベイダー
過去にオビ=ワンと師弟関係にあり、
オビ=ワンもまたヨーダと師弟関係に
あり、ルークとダース・ベイダー
親子であり、ルークとレイアは双子の
兄妹であり……

そのような流れやつながりを考えると、
師弟、親子といった縁について、
また始まりも終わりもなく、つながって
いるこの物語に思いがめぐります。

「禅」は、「悉有仏性(すべてに仏性が
ある)」という考えをベースに自分の
仏性に気づくことを目指すものだと
先ほど紹介しましたが、因縁の関係で
あるルークとダース・ベイダーが戦う
シーンにも「禅」の教えに通じる部分が
あります。

自分のライトセーバーを投げ捨てた
のです。

「禅」でいえば、父であるダース・
ベイダーの中にある「仏性(善の心)」
を信じ、あらゆる執着を捨て、
ダークサイドへの誘惑を断ち切るために、
いちばん大切にしていたライトセーバー
喜捨(きしゃ)したことになります。

この「喜捨」は、心に抱えている
執着心やこだわりを手放すという
教えです。

人は一度何かを手に入れると手放す
のが惜しいと感じたり、手放せなくなり、
執着心が心を曇らせていきます。

だからこそ大切だと思うものを喜んで
捨てる。

ひとつ捨てることは執着からひとつ
離れること。

他人の目を気にすると、比べてしまい、
そこに心が囚われて、不安が生まれて
きます。

不安は、自分の心が生み出している
もので実体はありません。

我欲を捨て、無心になれば、不安は
減っていきます。

未来も過去も現在ではありません。

命の真理は「今」にしかありません。

今やれること、やるべきことを精一杯
行う。

そうすれば、いくつもの点が
つながって、やがて人生という線に
なります。

周りに惑わされずに、自分を見つめて、
心を整える。

他人を気にして生きるのか。

自分の人生を全うするか。

心を穏やかに保ち、それぞれの方が
それぞれの生き方を極めていく
きっかけにスター・ウォーズの背景に
ある禅の精神を心していきたいと
思います。

 

このコラムの内容・考え方に興味のある方、

ビジネスコミュニティ活動に参加して

みたい方は

下記URLまで、アクセスしてください。

line.me

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※経済的・時間的・空間的自由を
得て、権利収入を確保する。

下記のリンクより、内容をご覧ください!

 

peraichi.com