問題の背後には「真因」が隠れている。「なぜ」を5回繰り返せ
たとえば生産現場で不良品ができた 場合、一般的な企業であればラインは 止めずにそのまま動かすかもしれません。
その不良品はよけておいて、あとで 手なおしをしようと考えるわけです。
一方、「問題が起きたらただちに ラインを止める」ように徹底されている のがトヨタ式です。
「問題が起きた」ことをみんなに見える ようにして、「問題の真因」を徹底的に 調べ、二度と同じ問題が起きないように 工程などの改善を行うのです。
これを繰り返すことで工程はよりよい ものに改善され、製品もよりよいものに なっていくというのが、トヨタ式の 「品質は工程でつくり込む」という発想 です。
つまりトヨタ式では(生産現場に限らず、 あらゆる部門において)問題が起きた とき、 1. 問題をみんなに見えるようにする
問題の真因を徹底的に調べる
二度と同じ問題が起きないように しっかりと改善を行う
これらがひとつの仕組みとして徹底 されているということ。
そして、なかでも特に大切なのが②。
問題が起きたのであれば表面的な「原因」に 手を打つのではなく、「真因」にたどり着く まで「なぜ」を5回繰り返し、真因を潰す ための改善を行う。
それはトヨタの問題解決法であり、 「5W1H」という思考法です。
「5回のWHYを経てHOWを見つける」という 意味です。
参考図書:『トヨタ式5W1H思考 カイゼン、 イノベーションを生む究極の課題解決法』 (桑原晃弥著、KADOKAWA)
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