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二度寝を防ぐ:才能は朝、開花する

つい二度寝してしまうのは、 行動経済学の理論から説明できる そうです。

その理論を応用することで、二度寝を 防ぐこともできるそうです。

行動経済学は人間の経済活動を、感情 価値観といった非合理的な行動原理に 基づいて分析する経済学です。

二度寝してしまうのは、行動経済学で いう「選好の逆転」が起こることが 原因です。

人間は将来得られる大きな利益よりも、 目先の小さな利益のほうに価値を 感じてしまいます。

早起きによる将来価値を、二度寝に よる現在価値が上回ってしまうのです。

それに、目が覚めたばかりだと、 理性もよく働いていないので、 生理的欲求が勝るのは仕方が ありません。

 

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二度寝を防ぐには、早起きの現在価値 を上げるか、二度寝の現在価値を 下げることです。

行動経済学には「現状維持バイアス」 や「保有効果」といった理論もあって、 それらを朝活に応用することも できます。

早起きを続けていると、夜更かしよりも 早起きに価値を見出すようになる。

それが現状維持バイアス、早起きして 何か得をすると、今度は早起きしない と損した気になる。それが保有効果 です。