人はジャンプする時、膝を曲げ、腰をかがめて下に向けて力をためます。
そしてそこから膝を伸ばし、体を反らして、上に向けて一気に力を解放して跳び上がます。
高く跳ぶ動物の代表例でもあるカエルやバッタ、ノミなども太くて強靭な足を折り畳んでバネのようにして何倍もの高さまで跳び上がます。
当たり前の話だが、膝を伸ばしたまま、上半身を立てたままでは高く跳ぶことはできません。
スポーツに詳しい人に言わせると、高く跳ぶためには筋肉を鍛えるだけではダメだそうです。
体を柔らかくして可動域を広げることと、パンっと一瞬で全身を動かす瞬発力が必要になります。
体操選手を見れば分かる通り、彼らは筋肉の塊でありながら、体は柔らかく、動きは機敏。体の一部に頼らずに全身を使うことで、あれだけ高く跳び上がる
ことができます。
ぐっと縮んで力をためることと、柔らかさと瞬発力が秘訣です。
いま製造業の景気は良くない。しかし、それは好調だったここ何年間かの反動が来ているだけであり、長期的に見れば右肩上がりでした。
いわば筋肉は鍛えられている。
日本が力を持っている生産設備や電子部品、自動車は今後も伸びる分野であり、いまは次のステップに向けて力をためる時期。短期的な市況だけで慌てる
必要はありません。
忙しくなれば目の前の仕事で一杯になり、成長に向けた長期的な準備はできなくなります。
逆に今こそ力をため、次の時代を見極めて柔軟に人や組織を再構築できる貴重な時期です。
力をぐっとためつつ、アタマも体も柔軟にし、タイミングを見て一気に力を解放する。
従来の常識にとらわれず、高く跳び上がるためのアイデアを試してみる価値があります。
#製造業 #経営マネージメント #不景気 #経営戦略
#組織の再構築 #仕組みの見直し
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度、業務改善コンサルサービスのLINE公式アカウントを立ち上げました。
『利益率前年比30%アップを実現するには…』
トップメーカーの業務改善ノウハウをお教えします。
まずは、下記のURLから
LINE公式アカウントに登録してください。
lin.ee
生産性向上・コスト削減でお困り、お悩みの中小企業経営者の方、下記をご覧ください。
hiroconsulnagoya.com