学生時代も社会に出てからも、「自分はいまなにを感じているのか(感情)」とか、「自分の身体にどんな感覚があるのか(身体感覚)」など、生きるうえで重要な問いと向き合う機会はほとんどないといっていいのではないでしょうか?
しかし、自分の考えていることはなんとなくわかるとはいえその奥に潜む感情や感覚に気づかないまま闇雲に行動していたのでは、その行動の結果についての評価ができなくて当然。
「がんばっているのに結果に結びつかない」人は、そもそも「どういう結果を目指しているのか」を自分自身がわかっていなかったりするものです。
かといって、自分のことだけに集中してまわりの人・環境・組織に目を向けなかったとしたら、結果を出すことは不可能です。
自分を取り囲む他の人の存在もあってこそ、“望む結果”が出せるからです。
ネットワークモデルの時代においては、ひとりで完結する仕事などほとんどないも同然。
「自分に向き合って瞑想していれば世界が救われる」というような、単純な問題ではないということです。
自己の内面を見つめ、自分の感情や願望を知り、そのうえで外側の世界に働きかけ、よりよい結果に近づけていくこと、これがセルフマネジメントです。
セルフマネジメントができるようになると、チームや組織(企業やNPO、地方自治体や行政など)のマネジメントで成果を出せる可能性が高まります。
そして、その先にイノベーションがあるということ。
自分が望む社会を実現するために、権力やパワーで強引に変化させようとしたり、社会システムそのものを無理にコントロールしようとしてもうまくいくはずがありません。
それよりも大切なのは、「私はどんな社会を望んでいるのか」「どんな社会であれば幸せを感じるのか」というような自分自身の願望や感情を起点として行動し、周囲に影響を及ぼしていくこと。
そうすれば、やがて少しずつ社会は変わっていくことになります。
参考書籍:『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室』
(ジェレミー・ハンター 著、プレジデント社)
#社会心理学 #メンタル #モチベーション #コラム
#マインドフルネス #仕事術 #生産性向上
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度、業務改善コンサルサービスのLINE公式アカウントを立ち上げました。
『利益率前年比30%アップを実現するには…』
トップメーカーの業務改善ノウハウをお教えします。
まずは、下記のURLから
LINE公式アカウントに登録してください。
lin.ee
生産性向上・コスト削減でお困り、お悩みの中小企業経営者の方、下記をご覧ください。
hiroconsulnagoya.com