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まず傲慢症候群だと気づく…。

まず大切なのは、さまざまな弊害の
原因になっているのが傲慢症候群だと
気づくことです。

 

なぜなら、その症状が実際に表れて
いても、周囲がなかなか気づかない
ことがあるからです。

 

そしてそれは、主として2つの理由に
よるものだといいます。

 

まずひとつは、過去にそれなりの
実績があり、功労者として認められて
いる場合は、周囲から大目に見られ
やすく、許容されやすいということ。


「あれだけ実績を上げた人なのだから、
間違ったことをいうはずがない」と
周囲も思い込み、目が曇ってしまう
のです。

 

しかもその人に肩書きがついていた
場合、目に余るような振る舞いが
あったとしても、周囲は諦めるしか
ないわけです。


 

また実績がなかったとしても、
傲慢人間は自己演出に長けている
ことが多いため、どうしても
惑わされやすいのだそうです。


 

なお自己演出の手段としては
、「なんらかの権威の利用」
「幻想的願望充足」「威嚇」の3つが
しばしば用いられる
そうです。

 

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なんらかの権威の利用とは虎の威を
借りることで、よくあるのは、
有名人と知り合いだとか、偉い人と
親しいなどと吹聴することによって、
自分の価値を高めようとする
方法です。


 

信頼性に欠けるやり方ですが、
それでも惑わされる人が多いのだと
著者は指摘しています。

 

幻想的願望充足は、「ブランド大学
だったらいいのに」といった願望が
あたかも現実であるかのように
思い込むことです。

 

厄介なことに彼らは、自らの願望が
実現されているとか、やがて実現
されるはずだと本当に思っている
ことが多い。


 

本人は誇張しているつもりなどなく、
そうなるはずだと本気で信じ込んで
いるため、周囲も惑わされやすいと
いうことになります。

 

そして威嚇は、特に操作支配欲求の
強い傲慢人間がしばしば用いる
手段です。


 

なんらかの権威を引き合いに出すこと
も多く、偉い人や強い人と自身の関係
を強調して、それとなく脅しをかける
のです。


 

こうした特徴を備えた傲慢人間が近く
にいる場合、周囲の人に求められる
べきものは、「気づくこと」だと

著者はいいます。

 

気がつかなければ対処のしようがない
ので、なによりもまず気づくことが
優先されるべきだという考え方です。

 

参考文献:
オレ様化する人たち あなたの隣の

傲慢症候群』
(片田珠美著、朝日新聞出版)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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