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ハッとする『オレ様化』…傲慢な人々

傲慢な人は、「過去の栄光」をよすが
にして、現在の自分を過大評価して
いることが多い。

 

そのため、目の前の現実をきちんと
認識できず、現実否認に陥ることも
あります。

 

そうなると一層、「過去の栄光」を
持ち出さずにはいられず、悪循環に
陥りやすい。

 

こうした傲慢さは、個人だけではなく
組織にもしばしば蔓延します。


 

そしてその結果、周囲の反感や敵意を
買い、自滅していくこともあります。


 

そのような事態を避けるため、彼らの
傾向を客観的に見つめ、私たちの
自衛策を考える必要があります。

 

『自滅する企業—-エクセレント・
カンパニーを蝕む7つの習慣病』
(ジャグディシュ・N・シース著、
スカイライトコンサルティング訳、
英治出版)では、
傲慢な人の特徴・症状を下記のように
あげています。

 

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「話を聞かない」

顧客、従業員、投資家、消費者団体、
行政のいうことを聞かなくなる。

 

外の世界に耳を傾けない。
人の話を無視する、笑い飛ばす。
すべて知っていることだと

思い込んでいる。

 

「自らを誇示する」

豪華な社員旅行、快適なオフィス
空間、気前のいい役得、贅沢な
保養所。

 

会社の専用ジェット機や美術品の
コレクションを見せびらかしたがる。

 

「人を威嚇する」

従業員、顧客、投資家を脅すよう
経営陣に奨励し、報酬まで出す。

 

アナリストが会社に不利なレポートを
出してきたら、その上司にかけ合って、
叱責か懲戒処分を与えることを考える。

 

「横暴になる」

ガバナンスなどうちには関係ない、
誰も我々の事業を規制はおろか問題視
さえできないと思っているので、

ルールや手順を守らない。

 

「同意ばかり求める」

コンサルタントやアドバイザーを
招いて、現状の正当性を確認し、
自尊心をあおる。

その一方で、供給業者や顧客だけで
なく従業員でさえも、批判的な者は
切り捨てる。


 

「自社開発主義(自前主義)症候群」

現実否認の会社と同様、
「自社開発でない」ものはよい
わけがないと信じている。

 

こうした傾向を備えた傲慢な人たち
と過ごす以上は、自衛が必要で
あり、自分が潰れないように対策を
次回に考察したいと思います。

 

参考文献:
オレ様化する人たち あなたの隣の

傲慢症候群』
(片田珠美著、朝日新聞出版)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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